映画はお好きですか?映画は私たちの日常生活に欠かせない存在で、いまや世界中の方がワクワクしながら映画館に通いテレビにくぎ付けになっています。
映画は私たちに感動を与え、新しい世界を見せてくれます。映画は私たちの想像力を刺激し、さまざまな感情を呼び起こします。映画は文化や歴史を伝えるだけでなく、エンターテイメントとしても楽しむことができます。
このブログでは、映画についてさまざまな視点から掘り下げていきます。映画の魅力や影響力、また最新作のレビューやおすすめ作品など、幅広くご紹介していきます。映画ファンの方はもちろん、これから映画を楽しもうと考えている方にも役立つ情報をお届けします。映画について一緒に語り合い、新たな発見を共有していきましょう。
映画のすばらしさ
筆者は自称「映画マニア」です。小学校6年生頃から映画の魅力を知って毎週のように映画を見に行くようになりました。中学時代は年間50本というときもありました。当時は1クールが3本という時代だったからですね。
昔のことで田舎の街には映画館が3館しかありませんでした。「新星座」、「オリオン座」と「東映館」です。
お小遣いがなくなっても見たくて夜の6時ころ映画館の周りをうろついていると、もう顔を覚えられたせいか、もぎりのおばさんが最終回の開始直後にそっと私を館内に入れてくれたことをよく覚えています。
どうしても見ておきたい映画~独断と偏見の10本
映画の素晴らしさを前面に出してヒットした作品は、数えきれないほどありますが、ここでは、映画そのものの魅力を際立たせ、多くの人々を感動させ、そして映画愛を深めてくれた作品を12本ご紹介します。
2008年の映画「チェンジリング」は、クリント・イーストウッドが監督を務めたサスペンス・ドラマで、アンジェリーナ・ジョリーが主演を務めています。
この作品は、1928年にロサンゼルスで実際に起こった事件に基づいており、失踪した息子を探す母親の苦悩と闘いを描いています
映画の見どころは以下の点にあります。
「チェンジリング」は、母親の愛と不屈の意志、そして正義を追い求めることの困難さを描いた映画で、観客に深い余韻を残す作品です。
小さな町の一軒の映画館を舞台に、映画が人々の心に与える影響を感動的に描いた作品です。
映画を通じて成長していく少年の姿は、見る者の心に温かい光を灯します。
14歳になったハリー・ポッターが、魔法界で開催される「三大魔法学校対抗試合」に参加することになり、危険な挑戦に挑む姿が描かれます。大会中、ハリーは危険な試練を乗り越えるとともに、仲間との絆や信頼が試されます。物語は、ヴォルデモート卿の復活という衝撃的な展開を迎え、ハリーの運命がさらに厳しいものとなっていきます。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット~(字幕版も吹き替え版もあります)ハリー・ポッターと炎のゴブレットBAFTA FILM AWARD®を受賞しています 暗黒の支配者、ついに復活―。史上最大のスケールで描かれる激動の第4章!
映画「ジャンヌ・ダルク」は、フランスの英雄ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた歴史ドラマです。
物語は、農村出身の若い女性ジャンヌがフランスをイングランド軍の支配から解放するために立ち上がる過程と、その後の悲劇的な結末を中心に展開します。
彼女の信仰と勇気、そして周囲の人々の反応や彼女の信念に対する理解・誤解を通じて、ジャンヌの人間性と運命を深く掘り下げています。映像美や迫力ある戦闘シーンをご堪能下さい。
『グリーンブック』は、2018年に公開された実話を基にした映画で、異なる人種と立場の二人が友情を築いていく物語です。乱暴な白人の運転手トニー・リップ、洗練されたアフリカ系ピアニストのドクター・シャーリーの距離が…。
Green Book~DVDそのほか。黒人差別が根強い南部でシャーリーは「グリーンブック」という黒人向け旅行ガイドを頼りにしながら差別や困難に立ち向かいます。映画『エルヴィス』は、エルヴィス・プレスリーの音楽と人生を、彼を発掘したマネージャーのトム・パーカー大佐との関係を軸に描いた伝記映画です。見どころは、エルヴィスを演じるオースティン・バトラーの圧巻のパフォーマンスと、音楽の持つ情熱やカリスマ性をリアルに再現したライブシーン。さらに、彼がロックンロールで新たな道を切り開きながらも、成功と苦悩を抱えた姿が丁寧に描かれています。華やかでエネルギッシュな映像美も大きな魅力です。尊さや友情の大切さを教えてくれる、心に響く作品です。
エルヴィス~商品はいろいろあります。~熱狂的に愛された一方で、中傷の的になり警察の監視下に置かれるなど数々の逆境に合うも、型破りに打ち破っていく彼の真実の物語に心揺さぶられる。1984年に公開されたセルジオ・レオーネ監督のギャング映画で、友情と裏切り、時の流れをテーマにした壮大な物語です。主人公ヌードルスは、禁酒法時代のニューヨークでユダヤ人の少年グループとともにギャングの世界に足を踏み入れます。物語は、彼らが犯罪の世界で成り上がりながらも、裏切りや悲劇に翻弄される姿を、若き日から老年期までの長い時代にわたって描いています。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、あの日、彼らは何を欲し、何に生きようとしていたのか――。アメリカ、激動の時代を生きた男たちの壮大なポートレート。 これはユダヤ系ギャングの半世紀に及ぶ一大叙事詩である。映画『フライト』(Flight)は、2012年に公開されたアメリカのドラマ映画で、監督はロバート・ゼメキス、主演はデンゼル・ワシントンです。この作品は飛行機事故をテーマに、スリリングな展開と深い人間ドラマが描かれています。実際に起きた飛行機事故に基づいたストーリーで、アルコール依存症に苦しむ機長のベテランパイロットが、フライト中に突如発生した機械トラブルに遭遇します。デンゼルの演技が非常に高く評価され、この役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
アカデミー賞を2度受賞した名優デンゼル・ワシントンと「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー賞を受賞したロバート・ゼメキス監督がタッグを組んだ“面白く、パワフルでスリル満点”* な映画。 奇跡的な操縦にはある疑惑が。驚愕の真相が暴かれる。『エデンの東』は、ジョン・スタインベックの小説を映画化した作品です。厳格な父親のもとで育った二人の息子、兄のアーロンと弟のキャルの対照的な姿を描いています。カリフォルニアの農場で暮らすキャルは、父親から愛される兄アーロンを妬み、反抗的な態度をとります。そんなキャルの心に、母親への複雑な感情が渦巻きます。父親の愛を求めながらも、その愛情の深さを測ることができずに葛藤するキャルの姿が、切なく描かれています。
旧約聖書の「カインとアベル」を下敷きにしたジョン・スタインベックの原作を 名匠エリア・カザンが監督したジェームス・ディーンの本格デビュー作スティーブン・スピルバーグ監督作品でトム・ハンクスの好演で大ヒットしました。
1944年、ノルマンディー上陸作戦で多くの犠牲を出したアメリカ軍。そんな中、ライアン二等兵という兵士の3人の兄が戦死したことを受け、残る弟を戦場から救出するという命令が下されます。ミラー大尉率いる精鋭部隊は、ライアン二等兵を探すため危険な戦場へと赴きます。
戦争の残酷さと同時に、人間の尊さや友情の大切さを教えてくれる、心に響く作品です。
「ゴッドファーザー」シリーズにおけるアル・パチーノの存在感は圧倒的です。
彼が演じるマイケル・コルレオーネは、シリーズを通して家族を守ろうとしながらも冷酷なマフィアのボスへと変貌していきます。特に、内に秘めた緊張感や冷静さが徐々に狂気を帯びていく姿を、パチーノは圧巻の演技で表現。少ない言葉で深い感情を伝え、観客を魅了するその存在感が、このシリーズを伝説的なものにしました。
映画『マイ・フェア・レディ』は、貧しい花売り娘イライザが言語学者ヒギンズ教授の手ほどきで上流社会のレディに変わっていく過程を描いたミュージカル映画です。
見どころは、オードリー・ヘプバーン演じるイライザの華麗な変身、名曲「踊り明かそう」などの美しい音楽、そしてイライザとヒギンズ教授の心の交流が生み出す軽妙な掛け合いです。
華やかな衣装や舞台美術も魅力で、ロンドンのエレガントな雰囲気を楽しめます。
近100年以内にヒットしたハリウッド映画ベスト20
近100年という長い歴史の中で、数多くのハリウッド映画が生まれ、世界中で愛されてきました。ベスト20を選ぶのは非常に難しいですが、興行収入、批評家の評価、そして観客の記憶に残る作品などを総合的に考慮し、以下の作品を挙げたいと思います。
1. アバター (2009)
革新的なCG技術と壮大な世界観で観客を魅了したSF映画。
2. タイタニック (1997)
豪華客船タイタニック号の悲劇を描いた恋愛ドラマ。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの共演が話題に。
3. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (1977)
SF映画の金字塔。宇宙を舞台にした壮大な物語と個性豊かなキャラクターが魅力。
4. アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)
マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成。壮大なスケールと感動的なストーリーが特徴。
5. ジュラシック・パーク (1993)
恐竜が蘇ったテーマパークを舞台にしたSFアドベンチャー。CG技術の革新的な活用が話題に。
6. インディ・ジョーンズ シリーズ
ハリソン・フォード演じる考古学者が世界を駆け巡る冒険活劇。
7. ロード・オブ・ザ・リング シリーズ
J・R・R・トールキンのファンタジー小説を映画化。壮大な世界観と感動的なストーリーが魅力。
8. バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ
タイムトラベルを題材にしたSFコメディ。マイケル・J・フォックスの軽快な演技が魅力。
9. E.T. (1982)
少年と宇宙人の友情を描いた感動作。心温まる物語が世界中で愛されている。
10. ゴッドファーザー シリーズ
マフィアの抗争を描いた傑作。マフィアの掟や家族の絆がテーマ。
11. シャーロック・ホームズ シリーズ
12. マトリックス シリーズ
13. ターミネーター シリーズ
14. ダイ・ハード シリーズ
15. ホーム・アローン シリーズ
16. ジュラシック・ワールド シリーズ
17. トイ・ストーリー シリーズ
18. インセプション (2010)
19. グラディエーター (2000)
20. ショーシャンクの空に (1994)
その他
この他にも、『スター・ウォーズ』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズなど、数多くのシリーズ作品が長年愛されています。
映画の雑学小辞典~映画の日~まとめ
映画の日が12月1日に制定された背景には、日本の映画史における重要な出来事があります。
1896年11月25日から12月1日にかけて、日本で初めて映画が一般公開されました。この歴史的な出来事は、神戸市で行われ、エジソンが発明したキネトスコープという装置を用いて上映されました。
この記念すべき公開から60年後の1956年、映画産業団体連合会(現在の一般社団法人映画産業団体連合会)が、この歴史的な一般公開を記念し、その期間の最終日である12月1日を「映画の日」として制定しました。
この日を選んだ理由には、以下のような意図があったと考えられます:
- 日本における映画産業の発祥を祝福する
- 映画の一般公開60周年を記念する
- 映画の魅力を広く一般の人々に伝える
「映画の日」の制定は、単なる記念日以上の意味を持っています。この日を通じて、映画産業の発展を振り返り、映画文化の普及や、映画を通じた社会貢献を促進する機会となっています。
また、この日に合わせて様々な特別イベントや割引サービスが提供されることで、より多くの人々が映画を楽しむきっかけとなっています。例えば、多くの映画館で入場料が割引になったり、特別上映会が開催されたりします。
さらに、映画業界の功労者を表彰する中央式典が行われるなど、映画産業全体にとって重要な日となっています。
このように、「映画の日」は日本の映画文化の起源を祝うとともに、映画の持つ力と魅力を再認識し、より多くの人々に映画を楽しんでもらうための特別な日となっているのです。
気になる見出し・コメント欄