みなさんいかがお過ごしですか?
12月は1年の〆なので「大掃除」が一種の年中行事のようになっています。なんだか自然に大掃除してから新しい年を迎えたいという気持ちにはなりますね。
大掃除で家の片付けをしていたら思わぬものが出てきて、「そうね…、今年はそんなこともあったわね・・・」などと思わず感慨に浸ったりして手が止まることがあります。それも大掃除の一部なのかもしれません。
断捨離ってヨガに関する3つの教えからきているってご存じでしたか?
さっそく「今年の大掃除~断捨離大会」始めましょう。
不用品の上手な整理や大掃除用の便利グッズの紹介も入れておきましょう。
今年の大掃除~不用品の整理ガイド~ご褒美も
年末の大掃除は、家の中をきれいにするだけでなく、心にもさまざまなメリットがあると言われています。
実際に先日行った筆者の感想。
終わってから部屋を見渡すとうっとりします。ほんの少し位置を変えたり、数点の新しいウオールアートを置き換えただけなのに・・・
違う部屋に来たとまでは言いませんが、その新鮮さは簡単に言葉では言えません。これは経験しないとわからない気分です。
しばらく部屋を見渡しているうちにおいしいコーヒーが飲みたくなり、JAZZをかけたりして至福の時を過ごしました。
年末の大掃除は年が新しく変わる節目に、自分まわりの環境を整えることでメンタル・プレパレーションをきっちりやるという意味があります。この「けじめ」が心のなかで達成感を満たしてくれます。
大掃除効果は絶大です、さぁやりましょう!
大掃除で不要なものを捨てることは非常に大事なことです。筆者もずいぶん思い切って断捨離しました。なかには「なんでこんなものがあったんだろう…」みたいなこともありました。
モノの処理は心の中にも余裕が生まれるという考え方もあります。年末の大掃除は物心両面でいろいろな効果があるのです。
大掃除で断捨離はセットのようなもの、無駄なものを処理することはストレスの解消に直結します。一年間でたまったストレスや疲れを、汚れやゴミと一緒に捨ててしまうイメージですね。
掃除をすることで、身体を動かすことによる運動効果や、清潔な空間を作ることによる快適さも得られます。科学的にも掃除をすることでセロトニンやドーパミンなどの幸せホルモンが分泌されると証明されています。
これらのホルモンは、気分を明るくしたり、リラックスしたりする効果があります。年末の大掃除は、ストレスを解消して心をリフレッシュする機会になります。
自己否定ではなく自己肯定感というご褒美がある
年末の大掃除が心に与える効果として見逃せないのは「自己肯定感」の向上です。自己肯定感とは、自分自身を肯定的に評価する感情です。
自己肯定感が高い人は、自信や自尊心が高く、ポジティブな思考や行動ができます。自己肯定感が低い人はいつも自分に対して否定的で、ネガティブな思考や行動が多くなります。
年末の大掃除は、自己肯定感を高めるチャンスになります。掃除をすることで、自分の力で家をきれいにしたという達成感や満足感が得られるからですね。
また、家族や友人から褒められたり感謝されたりすることもあります。これらのことは、自分の価値や能力を認めてもらえたという感覚につながります。年末の大掃除は単なる作業ではなく、自分に自信を持たせてくれるチャンスでもあるんです。
年末の大掃除が心に与える効果として、最後に挙げられるのは、目標設定や計画立案の促進です。年末の大掃除は、一年の終わりに行うことで、一区切りつける意味があります。
掃除をすることで、過去の出来事や思い出を整理したり振り返ったりすることができます。
これは、自分の成長や反省点を確認することにもなり、新しい年を迎える準備をすることで未来への期待や希望も高まります。
きっと新年の目標や計画を立てることにもつながり、過去から未来へ向かって前進する発射台になるでしょう。
上手な大掃除~うまくない大掃除
大掃除はやり方によってはかえって疲れてしまったり、効果が出なかったりすることもあります。そこで、今回は上手な大掃除の準備の仕方についてご紹介します。
まず、大掃除をする前に、掃除する場所や順番を決めておきましょう。一気に全部をやろうとすると、途中で挫折したり、時間が足りなくなったりする可能性があります。
そこで部屋ごととか箇所ごとに分けて、どこからどこまでを何日にやるかを計画しておくとキリがつけやすくメンタル的に楽になります。
例えば、キッチンやバスルームなどの水回りは汚れがひどいので、早めにやってしまうというように作業の進捗が合理化します。
また、掃除する場所に応じて必要な道具や洗剤も用意しておきましょう。掃除機やぞうきん、スポンジやブラシなどは基本的なものですが、場合によってはワックスやクエン酸なども使うことがあります。事前にチェックしておくと、掃除中に足りなくなるというストレスを避けられます。
断捨離の精神~意味のないモノへの執着心
次に、大掃除をするときには不要なものを捨てることも重要です。掃除する前に、物を減らすことでスペースを確保しましょう。
やってみると意外や意外、自分の周辺の空間になんと不用品が多いのかがわかります。
「オレってこんな不用品の中で生活していたのか!」なんてね。
特に衣類や書類などは大体の方が単に積み重ねておくだけ。そこには埃がたまりやすいのですが日々の生活の中では掃除しません。
また物が多いと掃除した後も片付けるのが大変です。そこで、不要なものは処分するか、寄付するか、リサイクルするかなどして手放しましょう。物を減らすことで、掃除の効率も上がりますし、気分もすっきりします。
「断捨離」の本当の意味合いは?
断捨離とは、不要な物を断ち切り物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。
①「断」は新たに入ってくる不要なものを断つこと。
②「捨」は家にある不要なものを捨てること。
③「離」は物への執着から離れることを意味します。
断捨離は片付け論の一つでありヨガの「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方に基づいて提唱されました。
断捨離を実行することで自分にとって本当に価値のある物とそうでない物の仕分けをする、すなわち無駄遣いを抑えることができます。
また、自分が管理できる範囲の物だけを身の回りに置いて生活するため探し物が減り、時間と心に余裕が持てるようになります。
いうまでもありませんが断捨離を実践する際にはちょっと注意が必要です。
他人の所有物は許可を取らないといけませんね。時運とその方の価値観や思い入れが異なるからです。物を勝手に捨てるのは断捨離ではなく、同居人に対する失礼になります。
断捨離とは自分と自分の所有物に行うものであり、備蓄を持たない生活のデメリットも考慮する必要があります。
大掃除のあとの不要ゴミなどは?
大掃除をした後に注意すべきことがあります。
大掃除は一年の締めくくりとして、家や職場の環境を整えるために行われますが、その後のケアも重要です。大掃除で出たゴミや不用品は、適切に分別して処分しましょう。
また、大掃除で使った道具や洗剤も、汚れや水気を拭き取って保管してください。
大掃除で疲れた体は、十分な休息と栄養補給が必要です。水分やビタミンを多く含む食べ物や飲み物を摂り睡眠時間を確保しましょう。
大掃除で清潔になった空間は、日々の掃除を欠かさないことで維持できます。毎日少しずつ掃除をすることで、次の大掃除も楽になります。
大掃除は、自分の暮らしを見直す機会でもあります。不要なものを手放したり、新しいものを取り入れたりすることで、気分もリフレッシュできます。大掃除をした後は、自分へのご褒美も忘れずにたっぷりとね。
「大掃除」をまるっとまとめると・・・
最後に、大掃除をするときには、自分の体調やペースに合わせて休憩を取ることも忘れないでください。
大掃除は体力的にも精神的にも負担がかかる作業です。無理をして続けると体を壊したり、ときには高いところから落ちたりして怪我をする恐れがあります。
そこで、適度に水分補給や食事を摂ることでエネルギーを補充しましょう。また、CDなどあればBGM音楽を流して置いたり友人とおしゃべりしたりと気分転換もしましょう。休憩を取ることで、掃除のモチベーションも保てますし効果も高まります。
以上が上手な大掃除の準備の仕方についてのご紹介でした。大掃除は面倒な作業かもしれませんが、上手に準備して行えば快適な暮らしのための投資だと思います。ぜひ参考にしてみてください。
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