今日は2023年12月のお出かけ情報~東京お台場の「花火大会」へのお誘いです。
ほかにも心がほっこりする12月の東京イベント、いくつかご案内したいと思います。
コロナが去りいままで溜まりに溜まった鬱憤を晴らそうとするかのように、東京都内は12月イベントで埋め尽くされています。
どこに行こうか迷っている皆さんに、おすすめはお台場で開催される「花火」のイベントをご紹介しましょう。花火の上がる時間は短いのですが、お台場周辺には行ってみたいスポットがいっぱいあります。
せっかくですから足を延ばしてみましょう。
😄 お台場の花火が見たい~デートコース
12月の都内、どうしてもクリスマス関連のイベントが多くなり、デートにピッタリのエリアが充実しています。12月はひと月ず~っとX’masとなるでしょうね。
一口にクリスマスといってしまいましたが、それぞれイルミネーション、クリスマスマーケット、花火大会など内容は様々で、あなたの訪れた場所はロマンチックなムードに包まることでしょう。
イベントによっては夜の10:00~11:00まで行われるものもあります。仕事帰りにちょっと遠回りしてみるなんていいですね。
なかにはこのイベントに毎年来ているのよ~なんてね、もう恒例化している定番イベントがあるかもしれません。
でも内容は毎年少しずつ異なるので、リピートしても楽しめることも魅力のひとつです。
寒い、寒いと室内に閉じこもってないで、師走は外に出て楽しみましょう。
🎉本日11/19はワタクシ、メガマウっさんの誕生日なのデス!🎉
— 東京お台場.net (@odaiba_net) November 18, 2023
これからも公式観光大使として、お台場の魅力をミナサマに伝えていくので、どうぞお楽しみに!#お台場 #メガマウっさん #Happybirthday pic.twitter.com/2MsTeF0ouQ
花火が楽しめるお台場のスポット~イベント情報
お台場が花火でぱぁ~~と明るくなるのはたった5分間です。だからこそ見逃さないように。5分が短いか長いか、人によって感じ方が違うかもしれません。
お台場で花火を見てから周辺のスポットへハシゴする、なんだか定番のルートになりそうですね。
イベント情報
開催期間全4回 / 2023年12月2日、9日、16日、23日(いずれも土曜日) ※荒天の場合中止
開催時間19:00より約5分間
主催 (なかには花火を見るおすすめスポットもあります)
お台場レインボー花火実行委員会アクアシティお台場、デックス東京ビーチ、フジテレビジョン、ヒルトン東京お台場、グランドニッコー東京 台場、ダイバーシティ東京 プラザ、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、BMW GROUP Tokyo Bay、東京ビッグサイト、ゆりかもめ、東京港埠頭、東京テレポートセンター、
共催一般社団法人 東京臨海副都心まちづくり協議会、東京臨海副都心グループ
事務局03-5564-1202 (平日8:30~17:00)海上保安庁 東京海上保安部からのお願い
お台場レインボー花火 2023【公式】 | 東京お台場.net (tokyo-odaiba.net)
・わき見運転は危険ですので、花火を観覧しながらの運転はおやめ下さい。
・近隣道路は大変混み合いますので、公共交通機関をご利用下さい。(路駐禁止)
ぐるっと北へ歩くと「旧弾薬庫」まで歩いて行けます。お台場は一日中楽しめる魅力的な街です。😊
お台場は東京湾に浮かぶ人工島で、観光やレジャーにぴったりのエリアです。
レインボーブリッジなどの美しい景色のほかにもアミューズメントなどが充実。たとえば”デックス東京ビーチ”などではショッピングやグルメを楽しめる大型ショッピングモール。マダム・タッソー東京や東京トリックアート迷宮館など、体験型のアトラクションも充実しています。
フジテレビや自由の女神像などのお台場のシンボルもあります。
ゆりかもめやりんかい線でアクセスできますし、水上バスでもOK。遊覧船乗り場は目の前です。
花火のあとに足を延ばして行ってみたいスポット
🗼 ベルギービールウィークエンド 2023 新宿「ビール」の話になると「ドイツ」という方もおいでですが、ベルギービールは隠れた主役。ヨーロッパの多様な文化が入り乱れたベルギーの歴史や地理に影響されて発展してきたビールで個性が強いビールです。
「ベルギービール・ウィークエンド」は国内各地で開催され、今年のフィナーレが新宿です。日本のビールとはかなり異なるテイストのビールを、絶品ベルギーグルメと一緒に楽しんじゃいましょう!
- 会場=新宿住友ビル三角広場
- 入場無料(会場内で専用グラスなどのチケット購入)
- 2023年12月6日(水)~12月10日(日)
- 平日 16:00~22:00
土曜日 11:00~21:00
最終日 11:00~20:00 (ラストオーダー終了30分前)
華やかさ抜群!池袋・サンシャインシティ・アクアリウムの”X’mas”
期間~2023/12/02(土)~2023/12/25(月)
サンシャイン水族館に行ってみませんか?海の生き物に関心がある方は”水族館deクリスマス”なんてオシャレですよね。
この期間限定で「クリスマス特別水槽」を用意しています。カラフルでフレッシュな海のお友達たちをぜひご覧ください。
☆3日間限定のスぺシャルイベント☆
イベント開催初日はアシカの鳴き声を合図に電飾が点灯する『クリスマスツリー点灯式』が行われます。どんなのかなぁ?
ほかに企画されているイベント
- 12月23日(土)~12月25日(月)の3日間はクリスマススぺシャルイベント
- 天空のサンタ
「天空のペンギン」水槽にサンタクロースの衣装を着た「サンタダイバー」が登場し、潜水清掃を行います。ダイバーと飼育スタッフによるペンギンに関する解説も実施します。 - 場所:屋外エリア マリンガーデン 「天空のペンギン」水槽
- 時間:各日14:30~
そのほか「カメに小松菜ツリープレゼント」や「カワウソにクリスマス・アイスケーキプレゼント」などの企画を用意しています。
世田谷ボロ市の初見をたどるとな・な・なんと445年も昔!1578(天正6)年なんだとか。
「楽市」にこだわって絞り込むと、関わったエライ人はたくさんいます。初めて楽市を開いたのは琵琶湖を取り巻く領地があった六角定頼の1549年。
その後は今川氏真の富士大宮楽市、その流れが織田信長の楽市令へとつながっています。
「ボロ」がつくからって軽く見ないでくださいね。世田谷のボロ市は東京都の無形文化遺産に指定されている歴としたイベントなのでありま~す。
もしかしたら「なんでも鑑定団」に出品できるお宝が眠っているかも。
こちらの名物グルメは大人気、ボロではなく満腹目当ての方もたくさんお見えになります。
- 露店が並び毎年行列ができる「代官餅」などの名物グルメが楽しめる
- 2023年12月15日(金)・12月16日(土)の2日間のみ
- 9:00〜20:00
- 世田谷1丁目「ボロ市通り(世田谷代官屋敷の通り)」とその周辺
😄 お台場「物知り辞典」~どんな理由で作られたの?
お台場に行く前にもうすこし「お台場情報」について深堀してみましょう。
そもそもなぜ「お」がついたんでしょうね?
お台場は、江戸時代末期に幕府が造った江戸湾の防衛拠点でした。
黒船来航は幕府を大きく揺さぶったのです。
幕府の最大の心配は、江戸城が海から攻撃される危険性でした。幕府は軍事力増強のため西洋式の軍事技術を導入し軍制改革を実施します。
その結果江戸湾に防衛拠点となる台場を築くことを決定しました。台場とは大砲を設置するために海を土砂で埋め立てて周囲を石垣で固めた人工島のことで、「お台場」という名の由来は幕府への敬意を示して台場に「お」を付けたからだといわれています。
お台場周辺が騒がしくなった時代の年表
西暦 | 事件・事案 |
1639年 | 鎖国の始まり(この年からポルトガル船の来航を禁止) |
1818年 | イギリスが通商を求めるが拒否 |
1852年 | アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーが浦賀に来航。 |
1852年 | 江戸幕府が品川台場の築造を開始、大船の建造を解禁 |
1854年 | ペリー再来航、横浜で日米和親条約(神奈川条約)調印 |
1858年 | 井伊直弼が大老に就任、勅許を得ぬまま日米修好通商条約調印(安政の五か国条約) |
1860年 | 桜田門外の変(大老井伊直弼の暗殺) |
1863年 | 長州藩や薩摩藩が相次いでアメリカ・フランス・オランダ・イギリスと交戦 |
1867年 | 将軍・徳川慶喜は大政奉還を果たし、朝廷、王政復古を宣言 |
1868年 | 江戸開城。元号が明治となり新しい時代が始まる。 |
お台場が時代とともに歩んできた道
お台場は開国後も一時期軍事施設として利用されました。しかし明治時代に入るとあまり意味そのものが薄れて存在価値がなくなります。
第二次世界大戦後は、米軍の管理下に置かれましたが1970年代に返還されました。その後のお台場は放置されていたため、現在のように荒れ果てた姿になってしまいました。
1980年代に入ったころ、東京都は「お台場再開発」の計画を立てました。当初は住宅やオフィスなどの都市機能を持たせる予定でしたが、バブル経済の崩壊や地盤沈下の問題などで計画は頓挫。
1990年代になってからやっとお台場の再開発が行われ、レジャーや文化の拠点として再生されることになりました。
博物館やショッピングモールとか観覧車などの施設が次々と建設されました。同時にレインボーブリッジやフジテレビビルなどのランドマークも次々に完成します。
お台場を築いた首謀者は誰だったんだろう?
歴史マニアにとっては東京のお台場を造らせたのは幕府の誰だったのか、大いに興味があるところです。ざっくり紹介しましょう。
お台場が造られた背景は今お話した通りです。
アメリカのペリー提督が黒船を率いて浦賀に来航し即座に開国を要求、その後、日本は不平等な条約を結ばされることになりますが、その中には港湾開放や関税自主権の放棄など、日本の主権を侵害する内容が含まれていました。
これに対して、幕府は外国船の侵入を防ぐために、江戸湾に砲台を設置することを決めました。これがお台場の始まりです。
お台場建設で幕府は水戸藩出身で幕府海軍奉行だった江川英龍に指揮を命じました。江川は西洋式の砲術や船舶に詳しく、ペリー来航時にも交渉に任ぜられた人物です。
江川は、江戸湾の入り口に六角形の砲台を六つ築く計画を立てました。これらの砲台はそれぞれ「大」「小」「平」「勝」「神」「明」の字が付けられましたが、「大」字砲台だけが現在も残っていて今のお台場です。
お台場は1854年に着手し1866年に完成しましたが、実際に外国船と交戦する機会はありませんでした。しかし、お台場は日本の近代化や開国への歩みに大きな影響を与えたと言えるでしょう。
江川英龍はその後も幕末の動乱期に活躍しましたが、1868年に慶応義塾(現在の慶應義塾大学)を創設した福沢諭吉と対立して自刃しました。
意志の強い、いかにも明治人の魂を感じるエピソードです。
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